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当日の入口で出迎えた看板とひつじ
当日入口で出迎えた新しい看板と羊のアレンジメント

 

2022年1月29日 土曜日

前日搬入を終えて迎えた当日。

この時は、新型コロナの「オミクロン株」なるものが蔓延し、社会はピリピリした状態でした。

当初、募集を考えていたのは20名。

実際にお申し込みを頂いたのは7名でした。

2階のワークショップ会場は、結果的にこの時期にはちょうど密にならない距離を保ちながらの参加人数だったと思います。

 

入口に設置した木製看板。

いつもお世話になっている桜井の木工工房「3BEANS」さんに依頼して、このイベントに合わせて作って頂きました。

本当に理想的は看板に仕上げて頂き、これからどんどん使っていきます♡

羊は、昨年9月に開催した「なないろはあとの展示会」で贈って頂いたアレンジ。

春の生ハーブの束を活けて飾りました。

 

午前中に参加いただいたのは、福祉施設の管理者の方、普段SNSでの活動をご覧になってくださり、興味を持っていたという方、羊毛作家の方、そして仲良くしてくれているお友達の方々でした。

 

体感会の様子

体感会の様子

 

フェルトボールとの出会い、

なぜフェルトボールなのか、

今の、2種類の形に絞った経緯と理由 など

お話しを交えながら、実際に福祉施設さんに出向いて教えている方法でフェルトボールを作りを体験して頂き、出来上がったフェルトボールは、一本のモビールにして仕上げて持ち帰って頂きました。

 

普段の活動では、フェルトボールを使った商品の展示販売が主です。

商品に興味を持っていただいたお客様には、

「(商品に)使われているフェルトボールは、福祉施設さんで作られています。彼らの仕事になって、お金が循環できればいいなぁと思っています」

と、説明をすることもあります。

そのお話しに興味を持ってくださる方には、はさらに掘り下げてお話させて頂きます。

 

大事にしていることは、

福祉施設で働く利用者さんに「仕事」を提供して、彼らの生活の向上を目指すこと。

硬い言葉になってしまっていますが、

フェルトボールを買い取り商品化することで生まれる、障がいのある方たちと社会との繋がりを大事にすることです。

 

実際に、販売されている商品のどこかに、自分が作っている(携わっている」フェルトボールが使われている、

その商品が、いろいろなところで販売され、お客様に手に取って頂き購入してくださっている、

その商品は、今では海を越えて持っている人もいる・・・

 

そう思うとワクワクしませんか♡

私はこうした「なないろはあと」の活動を、ワクワクしながら楽しんでいます。

 

そして、今後のもうひとつの目標は、フェルトボールの楽しさを伝えて、「ひとつの素材」として広げていくこと。

やりたいことは、たくさんあります♪

 

今回の「おしごと体感会」は、この思いを一度に伝えられることを形にしたイベントでした。

 

1つ残念だったのは、この活動を始めるきっかけとなった息子の敦哉が仕事で参加できなかったことでしょうか。

 

おしごと体感会商品陳列

 

 

 

 

 

午後からは会場を開放して1階での販売会、2階ではフェルトボールを楽しむ企画として、「バックチャーム作り」のワークショップをしました。

 

いろいろな「展示会」やイベントを開催してきましたが、このように詰め込んだ企画は初めてでした。

 

参加して頂いた皆さん、

「楽しかった」

「なないろはあとさんのことが良く分かった」

とおっしゃって頂き、開催して良かったと思えました♡

 

月のしずくさんのお弁当

 

 

今回の開催に当たり、会場の「伝」さんをを紹介してくださり、とても美味しいお昼ご飯のお弁当もご用意してくださった隠れごはん屋「月のしづく」の女将、高見様、

茶道具の伝統工芸士でもある「伝」のオーナー三原様、

前日の準備から当日のお手伝いまで付き合ってくれた福田さん、

当日のお手伝いと、素敵な刺繍とさをり織りの作品を用意してくださったtomtomさんこと塔本さん、

駐車場の案内、敦哉の送迎に走ってくれたダンディ(主人)、

午後からの駐車場を提供してくださった高山竹林園様、

何回もフェルトボール作りにも参加してくれているのに駆けつけてくれたお友達、

本当にお世話になりありがとうございました。

 

これからも機会があれば、このような企画をしていかなければいけないなぁと実感した今回の「おしごと体感会」でした。

 

このような時期で、当初より少ない人数での開催でしたが、コロナ断念された方もいらっしゃり、

「是非いつか参加したい」という思い合わせはいくつか頂いていました。

是非またどこかでお伝えできれば嬉しいです。

 

ありがとございました。