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こぼれ話し

できたてのフェルトボール

フェルトボールに魅せられて

もうすぐ10年

 

よく飽きずにフェルトボールと向き合ってるなぁと

我ながら感心してしまいます。

 

フェルトボールの魅力は、なんといっても「まんまる」という形と優しい風合い。

見ているだけでほっこり癒してくれるところです。

そして、このフェルトボールの魅力を伝えたくて

様々な作品つくりをしてきました。

今でも新しい作品と出会えることがあり、そのワクワク感の中で楽しませてもらっています。

 

フェルトボールに目を付けたきっかけは、息子あつやの中学3年での作品展で作られた羊毛フェルトのネズミのマスコットと出会ったこと。

フワフワの羊毛からいろんな形ができることが面白くて、それを単純な丸い形にすることを作業化したら、福祉施設さんに制作をお願いできないかな、という発想が始まり。

そこから奮闘劇が始まるのだけど

いろんな福祉施設さんが関わってフェルトボール作りに取り組んで頂いてくれたお陰で

今も「なないろはあと」を続けられています。

 

そう

なないろはあとで使われているフェルトボールは、障がいのある方が働く福祉施設さんで作られています。

彼らの活躍で、たくさんの笑顔が広がってくれることが嬉しい。

 

『作っている人も 持つ人も 笑顔になれますように』ーーー

なないろはあとの思いです。

 

これからは、もっと多くの人にフェルトボールを使ってもらえるものにしたいなぁ✨と夢は膨らんでいます。

このお話しは、またの機会に。

 

 

 

「木のおうちマルシェ」の会場を貸してくださっている

輪和建設(株)さまが定期的に発行されている「わのわだより」。

なないろはあとのことをインタビュー形式で紹介して頂きました。

 

とてもきれいにまとめてくださったので、ご紹介したいと思います。

 

【インタビュー掲載内容】

- なないろはあとさんの活動内容を教えてください

主に福祉施設で作られたフェルトボールを買い取り、それを使って商品化し、委託販売や手作りイベント出店、SNSやメルカリなどで販売しています。また、イベントを企画して障害のある人が社会で活躍できる場所作りもしています。木のおうちマルシェはそのひとつです。

- フェルトボールの制作を福祉施設に依頼するようになったきっかけは?

三男が中学生になったころ、支援員として福祉施設で働き始め、利用者の工賃が授産品の売り上げから出ていることを知りました。ちょうど三男の人並み外れた集中力を活かせることはできないかと模索していたときでもありました。三男が学校で作ったフェルトのマスコット人形を見て、形を同じ丸いものだけにして作業を単純化させ制作を依頼すれば彼らの仕事になるのではないかと思いついたのが始まりです。

- フェルトボールはどのように作られていますか?

最初はニードル針を使って制作していましたが、この方法では効率が悪く危険です。あるとき石鹸水を使って羊毛を固める手法を知り、大きさ、硬さの均等なフェルトボールを作る方法を考えました。そして、使うフェルトボールの大きさを2種類に絞り、いろいろな福祉施設で作ってもフェルトボールは同じ大きさになるようにしました。

-福祉施設へ作業の依頼するうえで、良かった点、難しかった点、工夫した点、などありますか?

自分たちが作ったフェルトボールがどんな形で商品になっているのかが分かるので、やりがいに繋がっているというお声をよく耳にします。また、コロコロ転がしていろんな色が出来ていくのが癒しにもなっているようです。ただ、正直誰にでも出来るという作業ではなく、根気も必要です。大きさの基準が分かりにくく定規での目視は誤差が出るので、アクリル板を丸くくりぬいた専用のスケールを作りました。このお陰で制作のスピードが上がりました。

-以前たまたま手に取った商品が実は障がい者が作ったものだったというのが理想だとおっしゃられていましたが、“障がい者”を前面に押し出さない理由は?

障がい者が作りました、と前面に出して同情や情けで買って頂いても次につながりません。まず、「買いたい」と思って頂ける商品であることが制作を続けていく上で大事だと思っています。

- いろいろな可能性の中で、フェルトボールだった理由はなんでしょうか?

フェルトボール作りに使う道具は少量の中性洗剤とお湯、そして洗面器のような器とタオルだけです。大がかりな機材を使うこともなく、いつでもどこでも取り掛かることができます。それと、商品にするということは、それだけの販売数(在庫)を抱える必要があります。たとえ少量しかできなくてもいろいろな福祉施設からフェルトボールが資材として集まってくる。このシステムにちょうど良いと思ったのがフェルトボール作りを広めることでした。

- 今後の目標や展望は?

フェルトボールがいろいろな場面で使ってもらえる資材として広がると嬉しいですね。なないろはあとの商品はフェルトボールの魅力をお伝えするツールにすぎません。こんなにいろんなものができるんだ、こんなに楽しめるんだということが広がって、関心が広がり、たくさんの人に使ってもらえるようになれば嬉しいです。

- 最後に伝えたいことは?

知的障害を持っ三男の病気は「プラダー・ウィリー症候群」という1万5千人に一人という稀な病気です。この病気は、主に食欲のコントロールが出来ず過食になり、代謝も悪いために肥満になりやすく、糖尿病や心臓病などの合併症を引き起こします。それと、成長するにつれて難しくなるのが人間関係です。こだわりが強い、嘘をつく、思うようにならない時は暴れたり物を壊したり自傷したりすることもります。機嫌よく過ごすためには息子の病気の理解が大事であり的確な支援が必要です。問題行動はいつも起こすわけではありません。普段は聞き分けの良い優しい子です。知的に障害があっても、嘘をついて困らせたり陰でいたずらをすることがあっても、人が喜ぶことのできる良い面もいっぱい持っています。どうかこの子に目を向けて欲しいのです。買い物をしているところを見たら、それは盗み食いしているかもしれません。一番怖いのは関心を向けられず自由(=隙)を作ることなのです。木のおうちマルシェは、息子のために始めた活動を地域でお披露目でき息子が活躍できる良い場所なのです。そして、息子をはじめ障がい者と地域の人とが自然に共存できることもありがたいのです。輪和建設さまにはマルシェ開催のご縁を頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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こうして質問されると、改めていろいろ頭の中で整理できますね。

このような機会を頂き、嬉しいです。

ありがとうございました。

 

うちから歩いてすぐの立地にある輪和建設さま。

「木のおうちマルシェ」は、次回の開催も予定しています。

新型コロナウィルス感染拡大の影響がなければと願うばかりですが、

次回は薪ストーブを焚いて、クリスマスを楽しめる企画を考えたいと思います♪

★「第6回木のおうちマルシェ」の様子

★「第7回木のおうちミニマルシェ」の様子

 

余談ですが、明日から輪和建設さまに家のトイレのリフォームをしていただくことになっています♪

おうちに関すること、小さな依頼からご相談に乗って頂けますよ♡

親身にご相談にのって頂けます。何かありましたら是非ご利用くださいね。

 

輪和建設さまのHP → ★こちら

 

0.3gに小分けした羊毛
0.3gに正確に小分けした羊毛

 

なないろはあとの商品を作るうえで大事なフェルトボール。

それは、計量するところから始まります。

 

羊毛は、きれいに染められたものを購入していますが、10gが最小単位。

なないろはあとの商品に使うフェルトボールは、

1グラムで直径2センチ、0.3グラムで直径1.5センチ という二種類の基準があります。

羊毛を許容誤差の範囲内で計量することはとても大事な作業。

 

施設さんが小分けしてくださっても構いませが、小分けしたものをこちらでご用意することもあります。

それをあつやが仕事として取り組んでくれます。

 

だいたい、0.3グラムの羊毛だと400~500個くらいの数を持参することが多く、そのタイミングはいつになるかわかりません。

 

約70色ほどの色を扱っていますが、どれでもいいというわけではありません。

色は私が決めて、一覧にして伝えます。

 

最近依頼した、1200個の0.3グラムの小分け作業。

 

約1週間で完成してくれました。

 

この集中力はホントに感心します。

 

私にはできません。

 

なないろはあとの役割をあつやもしっかり担ってくれています。

 

コロナウイルスの緊急事態宣言が解除になって、いっぺんにいろんなことが動き出してきました。

6月には、主催イベント「第7回 木のおうちミニマルシェ」を開催。

当初は7日に開催の予定でしたが、準備、広報の時間が短く、21日に変更させて頂きました。

ご協力いただいた輪和建設さまには本当に感謝です。

木のおうちマルシェ会場

 

正直、お天気が心配ですが・・・

もし雨になっても

しっとり雨の中の開催も楽しめたらいいなと思います。

今回は、このご時世なので夏用の布マスクの販売もご用意。

てんねん堂さんにご協力頂きます。

2階ではAmyRoseさんに占領して頂きます♪

フラワーアレンジメントの展示販売とワークショップ。

ゆったりとした空間でお楽しみ頂けますよ♪

AmyRoseさん、きっとお喋りしたいでしょうから、是非是非遊びに来てくださいね♡

なないろはとでも何かワークショップを考えています♡

 

それから、あるご縁で舞い込んだワークショップの開催。

なんと、4月に新しくオープンしたばかりの奈良コンベンションセンター内の奈良蔦屋書店!

打ち合わせさせていただき、まずはニードル針を使ってのひつじのマスコット作り。

まだ公表したばかりだけど、申し込みが入るかドキドキです。(;^_^A →詳細

 

 

 

そして、去年一年間何度も訪れた淀屋橋の大阪ガスでの販売会。

しばらくは販売会自粛のため、Webでの社内販売をしていただくことに。

そのカタログつくりに追われてますが~

6月2日の締め切りまでに何とか頑張ります♪

 

あと、出店の申し込みもしているので、もしかしたら予定が増えるかも知れません♡

 

解除になったとたんにいろいろ動けて、本当にご縁に感謝です♡

 

まだ、コロナが終息したわけではないし、第2波の心配もあるけれど、

出来ることをしながら、活動していきたいと思います♪

 

 

3月7日(土)と8日(日)は、

主催イベント「スマイルリボンフェスタvol.12」の開催予定日でした。

だけど、新型コロナウィルス拡大の影響を受け、開催は中止に。

その他の3月に出店していた予定は全てなくなってしましました。

息子あつやも楽しみにしていたイベントも多く、来週100年会館で行われる予定だった「春咲きコンサート」での出演に向けて通所先で練習をしていたのですが、これもなくなり・・・

予定の無くなった休日を過ごすために思い切って

7日(土)の午後から和歌山城経由で「変なホテル 関西空港」泊という計画を立てました♪

 

そんなとき、7日の朝、はじめましての方からFacebookに

夏ごろに福祉事業所を立ち上げるので、なないろはあとさんのお仕事の話を聞きたいと。。。。岸和田の方からメッセージが!

岸和田って、関空から近い!なんというタイミング!(@_@)!

 

そして、メッセンジャーで何度かやり取りをして、トントンと話しが進み、8日の午後からその方と会うことに!

海沿いの可愛いカフェを待ち合わせ場所に選んでくださり、なないろはあとの商品や、フェルトボールの見本なども用意して、フェルトボールになるまでの工程のお話しやなないろはあとの思い、敦哉のことなど、いろいろなお話をさせていただきました。

その方は、地元の福祉施設さんたちのつながりを応援するべく、イベント開催もされていて、今秋開催のイベントにお誘い頂きました♡

遠いのでやり取りすることが課題にはなりますが、関わっていく中で出来ることが見えてくると思います♪

とても元気な笑顔の素敵な方でしたので、こちらも刺激を受けさせて頂き、楽しい時間を過ごさせて頂きました♪

急なお誘いに予定を合わせてくださって、ありがとうございました♡

 

 

私も夏開催のイベント企画を進めないと。

こんな時だから出来ることも進めていきたいと思います。

 

早くこのコロナウィルスの騒動が終息して

みんなが笑顔で安心して暮らせるようになりますように!

和歌山城 

一日目の和歌山城。

閉館間際に入館♪

 

変なホテル関西空港 

 

泊まった「変なホテル関西空港」

こちらも新型ウィルスの影響でとても空いていました。。。でもお風呂で小さなお子さんたちが10人くらいかな、楽しそうに過ごしていました♡

海を見ながらの大浴場♪

夕日を見ながら入ったら最高やろなー♪(今回それは叶いませんでした)

岸和田城 岸和田城

 

帰りに寄った岸和田城。

天守閣から明石大橋が見えました♪

 

 

ゆっくり過ごして、新しい繋がりもできて、しっかり充電できた休日でした♪