3月12日(土)、13日(日)は、
高の原すずらん館で
スマイルリボンフェスタvol.16でした。
いつものように前日設営。
イベント、特に主催するイベントは、設営から本番スタートまでが緊張の時間。
今回は、あつやと二人での設営かと覚悟していたけれど、主人も仕事帰りに直行してくれて重たい机出しはお任せすることができました。
今回も対面での体験やセッション系はせず、物販のみの開催でした。
敦哉の通う事業所も、濃厚接触疑いとなっても自宅待機となるので、開催当日までドキドキ。
出店して頂く福祉施設さんもいらっしゃったので、本当に無事に当日を迎えられてホッとしました。
まだ、感染拡大が続く中、以前のような人の流れはありませんが、
あちこちのブースでお買い物を楽しんでいる方がいらっしゃって楽しい2日間でした。
コロナの感染が広がってから、実際に開催中止になったのはちょうど2年前の3月開催の「vol.12」。
それからは手作り体験やセッション系などの出店は出来なくなり、養護学校の生徒さんの社会参加もなくなり、、、もう丸2年。
いつになれば、過去の賑わいが戻るのか分かりませんが、
やっぱり、「障がいの方たちと社会を繋ぐ」スマイルリボンフェスタは続けてきてよかったと思うし、これからも続けていきたいと思っています。
福祉施設で働く利用者さんの活躍の場。
障がいなど関係のない、社会の中での「共生」の場。
スマイルリボンフェスタの目指す形です。
そして、それは
障がいを持つあつや(三男)にとっても同じことが言えて。
敦哉が生まれたとき、障がいがあることが分かっていっぱい泣きました。
でも、それは、あの時の自分が想像のできない不安で押しつぶされそうになっていたからだと思います。
敦哉を育てながら気づいたのは、
「この子にも生きる権利が平等にある」ということ。
何も卑屈になる必要なんてないということ。
社会の一員として、活躍できたと感じる機会をたくさん感じて欲しい。
今回のスマイルでも、敦哉の活躍の場がたくさんありました。
前日の机出しや終了時の片付け。なかなかの男らしさを発揮してました。(笑)
開催中は、受付でくじ引きの対応とラスクなど焼き菓子の販売の対応。
もちろん、ずっと気前よく動いていたわけではないんですよ、実は。
今回は、拗ねたりしなかったね。成長したね。・・・慣れたせいかな?
5種類×4個ずつ、20個のラスク販売を任せていたんだけど
どうしても5種類1個づつしか机の上に並べてくれなくて。(;^_^A
何もしないまま待つということはできないから、受付のすぐ横にあつや専用の机を置いて、新聞写しの出来るスペースを設置。
これは正解だったよう。
やっぱり敦哉の新聞写しは、精神安定剤だから♪
出店者さんからも頼ってもらえて、最後に「ありがとう」って言ってもらえて、
また次の開催の力になったと思います♪
あつやを前に泣いていたあの頃には想像もできなかった未来です。
だから、私にとってもこの「スマイルリボンフェスタ」は大事にしていたいイベントなのです。
二日間、お世話になったすずらん館さま、出店者の皆さま、
そして手伝いに来てくれたお友達といつも助けてくれる家族と、
ご来場いただいたすべての皆さま、
そして、なないろはあとを支えて下さっているすべての皆さまに
心からお礼を申し上げます!
次の開催は、2022年9月の予定。
また、この会場でお会いできることを楽しみにしています!
ありがとうございました!